LAPP製品対応規格

LAPPでは、海外規格やアプリケーション規格に準拠したケーブル、ケーブルグランド、アクセサリなど40,000点を標準品とし、各種要求規格に応じた最適なソリューションを提供します。

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LAPPプロダクト認証規格

  • CEマーキングとは、欧州連合(EU)の低電圧指令 (Low Voltage Directive 2014/35/EU) で示され、ケーブルの場合、AC50~1000V/DC75~1500V(直流)の電圧範囲で設計されたケーブル及び電線に適用されます。
    ・交流 50V~1000V
    ・直流 75V~1500V
    LAPPケーブルでは、公称電圧U0/U:100/100 V・300/500 V・450/750 V・600/1000 Vに適用されます。
  • 電線・ケーブルにおいて、ULレコグナイズドとは、北米における機内配線用電線
    (AWM=Appliance Wiring Material)としており、UL758に適合した配線材料です。
    リステッドされた機器や機械の一部として工場内配線電気機器、デバイス、電化製品、制御キャビネット及び産業機械用のケーブルや電線として使用されます。
    よって、ULレコグナイズドAWMは、屋内外工場設備・制御盤-機械間配線など向けではありません。
  • このカテゴリの電線・ケーブルは、北米における建設におけるインフラストラクチャ(屋内外工場設備・制御盤-機械間配線含む)建築から産業プラットフォーム(機械やシステム)で使用が可能で、NFPA70(NEC)及びNFPA79に適合した電線・ケーブルです。
    NFPA79によると、UL規格及びNEC=NFPA70に遵守している製品は、電気機器、機器、電化製品、機械などの工場配線、ならびに産業用機械及びシステムの屋内外工場設備・制御盤-機械間配線などオンサイト又はフィールド配線のどちらでも使用可能となっています。
  • この規格は、ハーモナイズドケーブルと称され、一般的な単芯および多芯電線について、試験方法・基準仕様・製品呼称および表示方法などを規定しています。実際には、家庭用電気器具の電力コードなどに、これらの規格電線が使用されています。
    【単芯】H05V-K・H07V-Kなどのハーモナイズケーブルが一般的に使用されています。
    【多芯】CENELEC規格HD21では0.5mm²~4.0mm²までのサイズ、5芯までの芯数のみに規定されており、機械の様々なアプリケーションに対応しておりません。
  • VDEは、ドイツ電気技術者協会( VERBAND DEUTSCHR ELECTROTECHNISCHER e.V.)の略称です。
    この第三機関が作成したVDE規格では、主に電気製品の安全に関する各種事項を規定しています。
    VDEは、VDE規格に準拠して電気製品の安全性を確認する試験と認定を行なっています。
    この試験所がVDE試験所と呼ばれるものです。
    左図のように“HOUSE MARK”の場合、VDE基準を完全に満たしている事を意味します。
  • DNV GLは、ノルウェー・オスロに本拠地を置くDet Norske Veritasとドイツ・ハンブルクのGermanischer Lloydの合併によって設立され、第三者認証機関、船級協会、オイル&ガス分野のリスクマネジメント、風力/電力送配電分野のエキスパートを主とする機関です。
  • この規格は、カナダ規格協会(Canadian Standards Association)の略称です。
    この第三機関で定める認証規格では、様々な規格が規定されており、カナダへ輸出する電気製品(ケーブルも含む。)は、この規格に準拠した試験や条件を満たす必要があります。
    カナダ国内の各州のほとんどが、CSA証明のある電気製品の販売を強制しているため、カナダへ輸出する電気製品はCSAの証明を受け、CSAマークを表示することが必要になります。
  • 2010年にロシア、カザフスタン、ベラルーシの三国で始まった関税同盟(Custom Union)が、後にユーラシア経済連合として始まった認証制度です。現在では、三国に加え、アルメニア、キルギスも加わり、5加盟国へ輸出する際に必要な規格となります。
    ケーブル・電線などは低電圧機器として対象商品となります。
  • ECOLABは、水、衛生、エネルギー技術とサービスのグローバルリーダーであり、おもに食品工場、ヘルスケア、石油&ガスの分野においてリードしています。
    そこで定める洗浄および消毒剤は、ケーブルやケーブルグランドにおいてもその洗浄条件を満たす必要があります。
  • EHEDGは、衛生的なデザインと食品工学の進歩に専念している欧州に拠点を置く非政府組織です。 食品の加工および包装中の衛生を促進することを目的として1989年に設立され、食品製造における安全性と食品製造の衛生工学についてガイドラインを設けています。

    特に食品製造における食品安全性を高めるため、ケーブルグランドなどEHEDGを満たす要求もあります。
  • 爆発性雰囲気内で使用する機器の規格認証関する国際電気標準会議システム(IECEx)です。その品質評価規定は、IEC(国際電気標準会議)が作成した規格に基づいています。IECEx認証の目的は、IEC規格すべての安全性要件が満たされており、爆発性雰囲気で使用される機器の安全性維持およびサービスの国際取引を行いやすくすることです。
    IECExシステムでは、防爆機器の試験や検証を行い、品質を含めて審査し、適合証明を発行します。
  • 爆発性雰囲気内で使用する機器において、ATEX指令に基づき欧州内で機器を使用する際の、安全条件や適合評価について設けています。ATEX認証は、主に欧州内の適用となります。
  • ロシア関税地域への納入する特定の製品に関しては、Fire Safety Certificate(火災安全証明書)が求められます。これは、ロシア消防規程によって適合を証明するものであり、難燃性や防火機能、有毒ガス発生防止について定めています。具体的には、消防技術規程によって、製品ごとの試験内容、測定方法が定義されています。

    特定の製品の中には、ケーブルもリストされています。
  • ここでは、国際規格クリーンルーム規格ISO14644-1を示し、空気洗浄度をCLASS1~9で洗浄度クラスを分けています。日本で主流のクラス1~100,000(米国連邦規格の呼び。)などのクラス分けは今後ISO14644-1の“CLASS”での洗浄度クラス呼びが中心となります。
    1m3当たりの0.1μ㎡以上の粒子の数によってクラス分けを行っています。
    ケーブルでは、可動時に発生した0.1μm以上の数からCLASS検証を行っています。
  • DESINA (DEcentral and Standardised INstAllation technique)とは、自動車製造装置産業を中心にした世界標準規格です。
    電気系、油圧系、空圧系の部品群を標準化し、これらの相互接続をCNC制御の工作機械、製造ラインの共通プラットフォーム上で標準化することを目指し、 この仕様の導入が実現しました。
    ケーブルでは、用途とシース色について定めています。

    • オレンジ:電源/動力ケーブル用(シールド仕様)
    • グリーン:フィードバック信号用
    • パープル:フィールドバス・光ファイバーケーブル用
    • イエロー:センサー/アクチュエータケーブル用
    • ブラック:電源ケーブル用(シールド無し)
    • グレー:24V電源/コントロールケーブル用

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